皆さんこんにちは!金融坊主です!
私は仕事柄多くの契約を目にしますが、この特約いらなくない?と思うこともよくあります。
本日は私が個人的に必要ないと思う特約と代替手段を3つほど紹介します!
見直しや新規加入をする際の参考にしてくださいね!
1.がん一時金特約
がんになった時に一時金を受け取れます!という特約です。
がんは身近に感じる方も多く、給付事由もわかりやすいため付けている方も多いですよね!
個人的には医療保険のがん一時金特約を付加するのは反対です。
がんという病気は
①どの部位にできるかわからない
②どのステージで見つかるかわからない
③どの治療法を選択するかわからない
④治療がどのくらい続くかわからない
という特殊な病気です。
当然治療にかかる費用も期間も様々で、数十万円で済む場合もあれば数百万円かかるケースもあります。
そのような病気に対して「一時金」で備えるのは非合理的ではないでしょうか?
仮に治療が長期化した時に「足りる」と自信を持って言えるのでしょうか?
個人的に、がんに対しては「治療給付のついているがん保険」で備えるべきだと思っています。
治療期間が長くなっても安心して治療に取り組めるかどうかを重視しながらがん保障は選択しましょう!
2.女性疾病特約(入院上乗せ)
2つ目は女性疾病特約です!
女性がかかりやすい疾病に対しては入院給付金を上乗せで受け取ることができるという特約です!
キャッチーで魅力的な特約に見えますが、個人的には反対です。
入院給付金日額は差額ベッド代の補填として加入をする認識ですが女性だからといって差額ベッド代が男性よりも多く発生するということはないかと思います。
費用がかからないものに対して保険料を上乗せして加入するのは合理的ではないですよね。
そもそも「女性は女性限定の商品を好む」というマーケティングを基に開発された特約です。
冷静に自分に必要な特約か考えた上で加入しましょう!
※もちろん「女性特有の病気の時にはより費用のかかる個室に入りたい」という理由であれば加入してもよいと思います!
3.健康祝金特約
3つ目は健康祝金特約です!
指定された期間で長期に入院をしなかった場合に祝金を貰える特約です。
定期的にボーナスが貰えるのは魅力的に感じますが、これも個人的には不要だと思っています。
仮にずっと健康で祝金を貰い続けた場合でも、支払っている保険料と比較すると戻りは105%前後。これであれば支払っている保険料を積み立てNISA等に回した方がより良いリターンを得ることができますよね。
「保険と貯蓄は切り分ける」は鉄則ですので覚えておいてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
保険営業はできるだけ契約単価を上げたいので、様々な特約を付けて案内をします。
本当に自分に必要な特約かどうかは精査した上で加入をしましょう!
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