こんにちは!皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、私が多くの保険営業を見てきた中で、スキルのない営業が共通して良く言葉にする「ある言葉」を発見しました。
本日は日頃保険営業の教育をしている生命保険会社現役社員として、保険担当者のNGワードをお伝えさせて頂きます。
保険営業のNGワード
保険営業のNGワード
それはズバリ…
「保険料いくらまで払えますか?」です!
言われたことがある方も多いのではないでしょうか?
でも保険を検討するにあたって、捻出できる保険料の予算はあるはずだよね?
それを聞くことの何が悪いの?
きっとそう思われる方も多いでしょう。それぞれのお客様にて予算があることは当然のことですし、何ら悪いことではありません。
ここでNGとしているのは、「保険営業が」まず最初にこのワードを言うことです。
その理由について説明します!
保険加入の本来の目的
本来保険とは何か想定外のことが起こった時のリスクヘッジとして加入するものです。
ですので、
「保険料が安いから加入する」
のではなく
「保障が必要だから加入する」
のです。
ここをまず間違えてはいけません。
必要保障額について
当然お客様によって必要な保障額は変わってきます。
ですが、お客様やの年収や家族構成によって必要保障額は明確にすることができます。
例えば
妻の現在の年齢:30歳(専業主婦)
子どもの人数:2人(末子の年齢:2歳)
生活費(月額):30万円
世帯主の職業:会社員
世帯主の収入(月額):35万円
の場合、
遺族年金等を計算すると必要な保障額は約6,342万円と算出することができます。
当然必要保障額が割り出せますので、保険料は決めるのではなく、「勝手に決まる」のです。
ですので、保険料から先に決めてしまうと、万が一の時に保障が不足する可能性が生じてしまいます。
想定外の事が起こった際のリスクヘッジとして保険に加入するのに、保険料の話から先に入ってしまうのは本末転倒ですよね。
保険料の予算が決まっている場合
とはいいつつも、「捻出できる保険料の予算は決まっているから予算以上の保険料は出せない」というケースもあるかと思います。
その場合でも
まずは必要保障額を算出し、保険料を出す
↓
優先順位付け
の順序で考えてください!
そして万が一保険営業に「保険料いくらまで払えますか?」と言われた場合は
「必要保障額で保険料出したらどのぐらいですか?」
と切り返してみてください。
そこで答えられない担当者は、専門家でも何でもないので担当を変えてしまって問題ないです!
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